VineLinux CDの焼き方
VineLinuxのCDを作ろうと四苦八苦したのでここに記録しておきます。
注意1:CD-ROMはイメージで焼く
各サイトにはCD-ROMと同じディレクトリ配列でデータが保存されています。
しかし、実際にCD-ROMに焼き付けるときはブートデータなどがありそのまま保存したのでは、改めてブートフロッピディスクを作成する必要があります。
それでは、いまいちなのできちんとCD-ROMブートさせるためのCD-ROMを焼きたいと思います。
では、どのデータを焼けばいいのかというとイメージデータと呼ばれるものです。これは音楽データと同じものです。
注意2:焼く時は、音楽CDと同じ焼き方をせよ
CD-ROMを焼くときに、イメージデータを他のデータ同様に焼いても意味はありません。通常、イメージファイルは1つのファイルですから、そのまま焼けば内容が展開されないからです。
前述したように、音楽イメージを焼く手順を使ってください。
用意するもの
・VineLinuxのイメージファイル(今回は Ver.2.6r1)
・ライティングソフト(今回はB's Recorder Gold)
・ブランクCD-R(640MB以上)
1:イメージファイルを取得
VineLinuxが存在するサイトはいくつかありますが、今回はringサーバ(ftp)を使います。
CPUによってとってくるイメージファイルが違うので注意すること
ftp://ring.gr.jp/pub/linux/Vine/Vine-2.6/CDIMAGE/
i386 = Vine26r1-i386.iso
alpha = Vine26r1-alpha.iso
マック= Vine26r1-ppc.iso
容量がだいたい640MB弱なので、通信速度によって時間がかかります。
場合によっては48時間ほどかかるときもあるそうです。
2:CD-ROMに焼く
B's Recorder Goldを起動します。たいていウィザードが出てきますのでこれを「閉じる」で終了します。
画面が3分割されています。下の段に、取ってきたイメージファイルをドラックアンドドロップします。
次に「書込み」ボタンを押すと、各設定が出てきますので、調整してから焼いてください。
だいたい、テスト書込+書込の4倍速で、1時間ちょっとかかりました。
以上で、CD-ROMができあがりました。パソコンを再起動させてきちんとブートするかどうか確認してください。
完了! 2003/04/21記述
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